RSS

3月25日に撮影したNGC3953銀河

0 Comments | This entry was posted on 4月 21 2012
約1ヶ月前に(毎回このフレーズですみません)、茨城県城里町で撮影したNGC3953銀河です。約7分の小さな銀河ですが、SB型には珍しく細かい腕が取り巻いている美しい銀河ですので、チョイスしました。
この日は日曜日で早く撮影を終え、それなりに睡眠を取り会社へ行く予定でしたが、結局、3時まで撮影し、帰宅は5時近くになってしまいました。
原因は最初はトラブルだったんですが、満天の星空の下で帰れなかったというのが実際です。
画像処理は手間取りました。バックグラウンドに原因不明なムラがあったんです。それも一枚だけではなく、全ての画像に同じようなムラが(LもRGBも)。
最初は「星雲?」と思い、ネットを調べましたがそんな画像はどこにもないので、多分ケーブルがノイズを拾ったのでしょう。やむなく、ライト画像からフラットをこさえて消しました。でも、結構濃いムラでしたので、中々取り除けなく、また、この種の処理の副作用であるノッペリ感&星雲のコントラスト減に見舞われ、微調整しましたが余り満足の行く絵にはなりませんでした。L画像を20枚(その内一枚はボツにした)も撮ったのに。

RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)。
L:合計 285分(15分×19)。
LRGB合計 348分
SE200N + Paracor + LPS-P2 + QHY9での撮影。
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トリミングなし)
(50%トリミング(面積25%))
(天体の名称)
この銀河はNGC2336とそっくりです。以下リンク先にあるので見比べてください。
http://sora-can.com/gallery/gallery_object/NGC2336_20120212.html