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5月2日に朧滝で撮影したAbell2151 ヘラクレス座銀河団

0 Comments | This entry was posted on 5月 19 2013
5月2日に朧滝で撮影したAbell2151 ヘラクレス座銀河団です。
銀河団って始めて撮りました。当然、T-Fixさんのかみのけ座銀河団に触発されてのことです。
この日はGW中でしたが、単独で撮影に出かけました。だれかいるかなーと思いましたが、知らない方がいらっしゃるだけで、知り合いはいませんでした。しらない方に最初お声を掛けたのですが、何やら反応が悪いので、それっきり会話などはしませんでした。しかし、撮影している関わらず、車のキー解除で何回もハザードを点けたり、変な人だったなー。
この日の1作目はヘラクレス座銀河団を撮影しようと最初から考えてました。
まあ、月が1時頃に昇ってくるので、2作目はなしかもと思っていたので実質、コイツを撮りにきたようなものです。
RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3 )
L:合計 210
分(15分×14)
LRGB合計 273分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
(トリミングなし)
(中心部拡大:50%トリミング(面積25%))

(天体の名称)※NGC天体とIC天体
初めて銀河団を撮影しました。このヘラクレス座銀河団は約5億光年先と遠い所にあります。
銀河団は密度が小さいと渦巻き星雲の比率が多い傾向にあります。このヘラクレス座銀河団は密度が小さく、傾向通り、渦巻き銀河が沢山見えます。
小さな銀河ばかりですが、これだけ集まると壮観です

5月5日に矢の目ダムで撮影したNGC5248銀河

0 Comments | This entry was posted on 5月 14 2013
5月5日に矢の目ダムで撮影したNGC5248銀河です。
もっと前に撮影した対象はあるのですが、バックログの処理順を赤経順で処理をしています。まあ、天文誌への応募を考えてですね。
5月の早い時間帯に撮影する対象が少ない中とりあえず撮影した対象ですが、データ以上に大きく、なかなかに良い撮影対象でした。シーイングが良い事にも助けられました。
RGB:合計 42分(R:7分×2、G:7分×2、B:7分×2 )
L:合計 135
分(15分×9)
LRGB合計 177分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
(トリミングなし)
(50%トリミング(面積25%))
データ上は6′弱の銀河だが、淡い腕が延びており、実際はもっと大きな銀河だと思います。
明るい部分の構造や淡い腕のしなやかさが美しい銀河です。

4月13日に朧滝で撮影した出目金と銀河

0 Comments | This entry was posted on 5月 11 2013
4月13日に朧滝で撮影した出目金とNGC4395銀河をやっとこ処理しました。もう一ヶ月前です。生モノではないので腐りはしませんが、イキイキとはしてませんかね。
ちなみに、4/13の朧滝遠征は東葛星見隊の遠征でした。確か、Yahooブロガーだけでも、mn3192さん、sulafatさん,T-Fixさん.RUKUさんが集まりました。楽しい夜でしたねー。
(1)NGC4395銀河
RGB:合計 60分(R:10分×2、G:10分×2、B:10分×2 )
L:合計 150
分(15分×10)
LRGB合計 210分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
(トリミングなし)
(50%トリミング(面積25%))
12.3′もある比較的大きな銀河ですが、表面光度が15.4等しなく、非常に淡い銀河です。
ですので、他の銀河の処理より、結構強調して画像処理をしています。
実際は小さな銀河ですが、HⅡ領域が多くあり、青い腕があることから、非常に活発な活動をしている銀河だと推測されます。この日のメインディッシュでした。
(2)NGC6334出目金星雲
RGB:合計 24分(R:10分×1、G:7分×1、B:7分×1 )
L:合計 60
分(10分×6)
LRGB合計 84分
AT6IN + 2KORRR + QHY9での撮影

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
(トリミングなし)

薄明まで時間が空いたので、南に低くて中々撮影をするタイミングの無い出目金星雲を撮影しました。
短い時間での撮影でしたが、思っていた以上に良く撮ることが出来ました。
周辺に淡い星雲があるのですが、今回の撮影ではRGBが短かったこともあり、余り強調はしませんでした。
さあ、後はGWの釣果の料理だ。面倒だなー。

4月7日,12日,13日に撮影した IC4592

0 Comments | This entry was posted on 5月 06 2013
4月7日,12日に荒木根ダム、13日に朧滝で撮影したIC4592です。
初のモザイクに挑戦しました。
最近、作品がワンパターンになっているので、趣を変えて、モザイクに挑戦しました。
まあ、結果としは「やらなければ良かった」ですかね。
対象はIC4592をメインにIC4601まで入れた構図をチョイス。
AT6IN+2KORRR+QHY9の画角を4コマモザイクで仕上げる予定で進めました。
予定では4月7日,12日の2日間に荒木根ダムで撮影し終わる予定でしたが、12日のそらが安定せず、已む無く、13日に別場所である朧滝で最後のコマを撮影しました。
RGB:合計 120分(1コマ R:10分×1、G:10分×1、B:10分×1 を 4コマ)
L:合計 360
分(1コマ :10分×9 を 4コマ)
LRGB合計 480分
AT6IN0 + 2KORRR + QHY9での撮影

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
感想としては、「この光学系(鏡筒と補正レンズ)では難しい」「やっても一晩で撮影し、2枚まで」となりました。
周辺減光と周辺星像が顕著なので、1枚撮りなら何とか見れるレベルに処理出来るのですが、4枚だと合わせるのが大変です。 更に、複数の日に分けるとムラやカブリの出方や輝度・色合いが異なるため、これも合わせるのが大変です。ということで、そんな感想になりました。
結果ですが、同じ構図で1枚撮り出来る300mm程度の画像と大きく違いは無く、単に構図が合わないのでモザイクしたというレベルかな。合計8時間も費やす付加価値は残念ながら出ませんでした。