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2013年夏季休暇の活動記録&2作目写真

0 Comments | This entry was posted on 8月 17 2013
2013年夏季休暇での天体撮影活動ももう終わりです。まあ、晴れの場所もあり、遠征で撮影はそれなりに出来ましたが、眠いそらの連続でした。
  
(1日目遠征) 8月10日(土) → 希望ヶ丘へ遠征
●遠征メンバ
T-Fixさん、RUKUさん、ぴんたんさん、ABEさん、私の5名。
●状況
到着は18時過ぎ。
非常に眠いそらでした。透明度3/10(主観)、シーイング7/10(主観)。
1時半頃に雲が出てきて、2時過ぎに撤収判断。
●リザルト NGC6888超新星残骸
●走行距離 300キロ
●感想 それなりに満足
 

(2日目遠征) 8月11日(日) → 矢の目ダムへ遠征
●遠征メンバ
ぴんたんさん、私の2名。※同じ場所にいた方がとしさんだったのですが、疲れて声を掛けられず。
●状況
最初は那須ロープウエイに行ったのですが、風が強くて断念。エスケープ先の矢の目ダムに。
到着は20時過ぎ。
大変非常に眠いそらの上に時々雲が来襲。透明度1/10(主観)、シーイング7/10(主観)。
2時半頃に雲が多くなり、3時過ぎに撤収判断。
●リザルト NGC7331銀河
●走行距離 340キロ
●感想 これまでに経験したことのない透明度の悪さでしたが、撮影は出来たので不満ではない。
 
(3日目遠征) 8月14日(水) → 大多喜町へ遠征
●遠征メンバ
RUKUさん。ぴんたんさん、私の3名。
●状況
到着は19時過ぎ。
初めての場所でした。西側が山で使えませんが、それ以外はまあまあな環境。
勝浦に行っていたT-FIxさん家族の訪問がありました。
最初の頃は良いそらになりそうだったのですが、段々と透明度が悪くなり、天の川も殆ど見えませんでした。場所的には冬の天の川も見えるであろう場所なので、大ダメです。透明度3/10(主観)、シーイング8/10(主観)。まあ、薄明まで快晴ではありました。
●リザルト NGC7331銀河(RGB撮り増し),NGC7479銀河,NGC891銀河(L画像)
●走行距離 200キロ
●感想
透明度は悪かったですが、夏のオリオン座も見れたし、シーイングは最高で銀河撮影には良かったので普通に満足。
 
(4日目遠征) 8月15日(木) → 希望ヶ丘へ遠征

●遠征メンバ
T-Fixさん、私の2名。
●状況
T-Fixさんから三株山の提案があったのですが、私が早めに帰宅しなければならないことから、希望ヶ丘を遠征先に。到着は21時過ぎ。
到着時は最悪なそらでしたが、次第に良くなり、撮影を開始する22時30分頃にはそれなりのそらに。更に時間が過ぎ、1時以降はカシオペアの先まで天の川がクッキリ見えるそらに改善。
透明度5/10(主観)、シーイング7/10(主観)。
予報では1時以降が特に怪しい予報でしたが、薄明まで快晴でした。

●リザルト NGC504付近の銀河群,NGC7331(RGB画像)

●走行距離 300キロ
●感想 この夏季休暇遠征で最高のそらでした。行って良かった。
 
今月の応募作を作る必要があり、私にはめずらしく早めに処理。2日目と3日目のリザルト。NGC7331銀河です。
RGB:合計 126分(R:7分×6、G:7分×6、B:7分×6 )
L:合計 150分(15分×10)
合計 276分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。

【撮影データはここ】

(トリミングなし)

(50%トリミング(面積25%))

 

RGBの枚数が多いのは、意図的ではなく、結果論です。
8/11のRGBが不満だったので、8/14に撮り増ししました。しかし、RGBは悪い画像を重ねてもあんまり効果ないです。もったいないので、L画像にもぶち込みました。
コンディションが悪い中での撮影にしてはまあまあでしょうかね(前のNGC6888と同じ自己評価)。
このNGC7331と先に処理したNGC6888を今月の応募作とする予定。
他のはいつの処理になるやら(バックログ3作)。

8月10日に希望ヶ丘で撮影したNGC6888

0 Comments | This entry was posted on 8月 13 2013
6/8以来、約2ヶ月ぶりに撮影出来ました。
8/10の希望ヶ丘への遠征で撮影したNGC6888三日月星雲です。
 
この日は東葛星見隊の遠征日でした。RUKUさんの旗振りで場所と参加者を調整。
希望ヶ丘に決めました。参加者はRUKUさん、T-Fixさん、ぴんたんさん、abeさん、私の5名です。

到着してそらを見ると、なにやらマヌケなそらで、透明度は最悪(4/10)です。晴れてはいるのですが、もう殆ど薄曇です。それでも、撮影はします。
最初の対象は、淡いのはあきらめ、以前、SE200Nで撮影したことがある、NGC6888三日月星雲を選択。
尚、この2ヶ月の間にHαフィルタを調達しました(ばーだーです)。
この撮影にはそれを使ってみました。

RGB:合計 42分(R:7分×2、G:7分×2、B:7分×2 )
L:合計 90分(10分×9)
Hα:合計 60分(15分×4)
合計 192分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】

 (トリミングなし)
 
コンディションが悪い中での撮影にしてはまあまあでしょうかね。
しかし、この辺りは淡い星雲が張り付いており、処理が案外と難しいです。
 
この撮影の後、2時近くから雲が多くなり、この日はこれでおしまいに。
早めに撤収しました。