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2014/1/2,1/4に撮影したM81,M82と周辺の分子雲

0 Comments | This entry was posted on 1月 21 2014
2014/1/2に希望ヶ丘、1/4に朧滝で撮影したM81,M82と周辺の分子雲です。
「分子雲でるかなー?」とあまり確信がなく撮影をしていました。
 
2014/1/2 希望ヶ丘,1/4 朧滝 撮影 M81,M82と周辺の分子雲 

分子雲、沢山ありましたぜ。
 
RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)
L:合計 225分(15分×15)
合計 288分
AT6IN + 2KORRR + QHY9での撮影
(トリミングなし) ※クリックすると拡大します。
 

構図としてはM82の北西に広がる比較的濃い分子雲の一部も意図的に含めています。
処理して見て、星間に淡い物質がこんなにあるのだと感じました。
これらの分子雲は銀河系内の星間物質ではなく、銀河間の物質なのだそうです。
何を光源として光っているのでしょうかね。

2014/1/2,1/4に撮影したダークなやつら

0 Comments | This entry was posted on 1月 19 2014
2014/1/2に希望ヶ丘,2014/1/4に朧滝で撮影したダークなヤツらを処理しました。疲れました。その他、今月応募分も処理して天ガ、星ナビに今月も送れました。とりあえず、納期のあるお仕事は終了でホット一息です(アルコールタイム)。
 
2014/1/2 希望ヶ丘撮影 vdB31,B26 付近 

(トリミングなし) ※クリックすると拡大します。
南東にある青い星雲がvdB31です。その西側にある暗黒星雲はB26です。
vdB31とB26は比較的良く出るのですが、その他の周辺の星雲は非常に淡く荒れや階調不足にならないよう気を付けました。
しかし!長時間を掛けた撮影でしたが、イマイチですね。
 
2014/1/4 朧滝撮影 IC2087,B22 付近 

(トリミングなし) ※クリックすると拡大します。
 

中央付近にある小さな星雲がIC2087です。画面いっぱいに広がる暗黒星雲はB22です。
周辺の淡い星雲の中に墨流しのような雰囲気が出せるように処理しました。
明るい輝星の色合いも良いアクセントになっています。

 

この日も当然のごとく出撃です。流石に他の方々も活動開始。この日はmn3192さん、T-Fixさん、ぴんたんさん、A​T​S​U​J​I​R​O​さん、hanaさんが朧滝に集合。ワイガヤな日となりました。で撮影はまたダークなヤツです。新年から華やかさが足りませんね。
  
RGB:合計 90分(R:10分×3、G:10分×3、B:10分×3)
L:合計 210分(15分×14)
合計 300分
AT6IN + 2KORRR + QHY9での撮影

 

この日は当然のごとく出撃です。他の方々も居るかなーと思いながら、希望ヶ丘に行くと、私一人だけ。セッティングなどをしていると、hanaさんとhanaさんの後輩さんがいらっしゃいました。hanaさんも「あれーsora-canさんだけですかー、もっと縦列駐車していると思ってきたのですがー」という同じような感想。まあ、普通の人は未だ酔いつぶれている日ですよね。
  
この日は星像が安定せず、色々こねくり回していたのですが、中途半端な状態で撮影を開始しました。先日アップしたBKP250/F1000の顛末を鑑みると、多分移動中に光軸が狂ったというのが原因なのでしょう。この日は根本を解決せずの撮影でイマイチでした。
  
RGB:合計 90分(R:10分×3、G:10分×3、B:10分×3)
L:合計 300分(15分×20)
合計 390分
AT6IN + 2KORRR + QHY9での撮影

BKP250/F1000(改) & 2KORRRの撮影成功

0 Comments | This entry was posted on 1月 14 2014
昨年末、12/29にファーストライト失敗したBKP250/F1000(改)+2KORRRの撮影リベンジを1/10に実施しました。
結果としては成功で、どうやら使い物になりそうです。
 

BKP250/F1000のバックフォーカスが仕様より大幅に短く、やむなく筒を2センチほど切断した改良を施しました。その後12/29にファーストライトしましたが、星像が線になる状態から改善せず、放置していました。
鏡の台座取り付けネジの締め付け・接眼部の傾き・光軸を調整し、いざ、出撃。
しかし、最初はダメでした。星が線になっています。
色々と調整してもダメで、諦めがてら光軸を見直すと、少しだけズレています。
それを直して、再度撮影。すると...星が周辺までまん丸。
どうやら、前回も含め、光軸が狂っていたのが原因だったようです。しかし、自宅でキッチリと合わせているので、車の移動時に狂ったようです。今後は毎回現地で調整することにしました(再発防止策)。
  
で、結果画像。
  
2014/1/10 稲敷市田んぼで撮影 しし座トリオ銀河 

  
RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)
L:合計 130分(LPS-P2:10分×13)
合計 193分
BKP250/F1000 + 2KORRR + QHY9での撮影 (口径254mm 焦点距離730mm F2.9)
 

【撮影データはここ】

 
(トリミングなし) ※クリックすると拡大します。
 

光害地である稲敷市田んぼでもNGC3628のひげが写りましたよ。
星像もシャープで満足。
AT6INとの組み合わせより良さそうです。
 
但し課題があります。
今までの電灯フラット(部屋の電灯の下で筒を上に向け画用紙を2枚重ねてフラット撮影)では上手くフラットになりません。今回の画像処理ではフラットエイドが大活躍でした。
しょうがないので、ELシートをポチってしまいました。今後12インチまで機材をカバーできるように、B3版を購入。高いです。痛いけどしかたない。

2013/12/30に撮影したLDN1622 & vdB62 付近

0 Comments | This entry was posted on 1月 13 2014
2013/12/30に光が丘で撮影したLDN1622 & vdB62 付近です。
やっとこ、年末年始に撮影した画像処理に着手しました。
 
2013/12/30 光が丘撮影 LDN1622 & vdB62 付近 

この日は前日の新機材(BKP250/F1000改)調整を諦め、使い慣れたAT6INでキチンと撮影する日と決めてました。新機材調整はもう後回しです。雑念を排して望みました。※ホントかよー。
実質的に旧年の最後の撮影日でしたので、沢山の方が撮影に来られてました。やはりワイガヤな撮影は独りでの撮影より楽しいですね。
  
RGB:合計 90分(R:10分×3、G:10分×3、B:10分×3)
L:合計 195分(15分×13)
合計 285分
AT6IN + 2KORRR + QHY9での撮影

 

(トリミングなし) ※クリックすると拡大します。
  

真ん中の暗黒星雲がLDN1622です。その向かって右下の小さな黄色い星雲がvdB62です。
結構キツイ強調処理を施しました。
しかし、輝星の光条が星雲をブチ抜いてしまいました。こればかりは画像処理で取り除けません。放置です。
L画像は全体的に結構ノッペリしていてそのままRGB画像で塗り絵すると何やらボケた画像が出てきました。
「ん...美しくない...これはボツかなー」と思いましたが、全体的にコントラストを上げたり、無い技術を駆使したり(笑)して、こんな感じに仕上げました。まあまあでしょうかね。
ちなみに、向かって左上の領域は実際に暗い領域です。画像処理で明るくして美しさ向上をしたいところですが、あまりにも作為的なのでヤメました。 
 
未だ、4作もバックログがあります。
一発でキレイな画像が出てくれば楽しいのですが、ゴリゴリ処理しないとダメなのは分かっているので、毎度のことですが、面倒です。

2013/11/29,12/13に撮影したNGC3169銀河付近

0 Comments | This entry was posted on 1月 09 2014
2013/11/29に光が丘,2013/12/13に稲敷市田んぼで撮影したNGC3169銀河付近です。
  
2013/11/29 光が丘 他1夜撮影 NGC3169銀河付近 
 

(トリミングなし) ※クリックすると拡大します。
 
 
(70%トリミング(面積49%)) ※クリックすると拡大します。
  
  
(天体の名前) ※クリックすると拡大します。
  
  
NGC3169の見た目の大きさはカタログ上5′弱なのですが、実際は淡い部分を含めるともっと大きな銀河です。
淡い周辺の腕と中心の構造が面白い銀河です。 NGC3165とNGC3166も同じ銀河群を形成しているものと思われます。

 

 
RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)
L:合計 150分(15分×10)
合計 213分
BKP250/F1200 + Paracor + QHY9での撮影
  

【撮影データはここ】