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BKP250/F1000(改) & 2KORRRの撮影成功

0 Comments | This entry was posted on 1月 14 2014
昨年末、12/29にファーストライト失敗したBKP250/F1000(改)+2KORRRの撮影リベンジを1/10に実施しました。
結果としては成功で、どうやら使い物になりそうです。
 

BKP250/F1000のバックフォーカスが仕様より大幅に短く、やむなく筒を2センチほど切断した改良を施しました。その後12/29にファーストライトしましたが、星像が線になる状態から改善せず、放置していました。
鏡の台座取り付けネジの締め付け・接眼部の傾き・光軸を調整し、いざ、出撃。
しかし、最初はダメでした。星が線になっています。
色々と調整してもダメで、諦めがてら光軸を見直すと、少しだけズレています。
それを直して、再度撮影。すると...星が周辺までまん丸。
どうやら、前回も含め、光軸が狂っていたのが原因だったようです。しかし、自宅でキッチリと合わせているので、車の移動時に狂ったようです。今後は毎回現地で調整することにしました(再発防止策)。
  
で、結果画像。
  
2014/1/10 稲敷市田んぼで撮影 しし座トリオ銀河 

  
RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)
L:合計 130分(LPS-P2:10分×13)
合計 193分
BKP250/F1000 + 2KORRR + QHY9での撮影 (口径254mm 焦点距離730mm F2.9)
 

【撮影データはここ】

 
(トリミングなし) ※クリックすると拡大します。
 

光害地である稲敷市田んぼでもNGC3628のひげが写りましたよ。
星像もシャープで満足。
AT6INとの組み合わせより良さそうです。
 
但し課題があります。
今までの電灯フラット(部屋の電灯の下で筒を上に向け画用紙を2枚重ねてフラット撮影)では上手くフラットになりません。今回の画像処理ではフラットエイドが大活躍でした。
しょうがないので、ELシートをポチってしまいました。今後12インチまで機材をカバーできるように、B3版を購入。高いです。痛いけどしかたない。