2010年8月12日撮影 NGC253
This entry was posted on 8月 21 2010
もう一週間以上前のことだ。
8/12は希望が丘へ遠征。
台風4号が東北地方を横断するようなタイミングだが、9:30のGPV予報では22時くらいから翌2時くらいまで晴れの予報。ということで皆々とメールで意見交換し、「行こう」という話になったので、福島に向かい出発。
道中の天候は全然ダメ。途中の水戸辺りでは結構な雨。
到着は18:00頃。既にmn3192さんが到着されており、怪しい天気の中セッティング済み。
その後、もう雨は降らないだろうと判断し、私も機材のセッティング開始。
19時、20時になっても天気は全然回復しない。しなどころか、ガスって来て辺りは暗闇を更に暗くしている状況に。
20時過ぎにはおいぬんさんご夫婦が到着。その後T-Fixさん、RUKUさんも到着され、メンバ勢ぞろい。でも天気が悪く、全然盛り上がらない。そんなこんなで時間が過ぎ、24時頃に急にそらが晴れ上がり、満天の星空が現れた。スゴイ天の川だ。
(1)撮影状況
という状況でいそいそと撮影体勢に。
撮影対象はNGC253銀河。昨年撮影したが、南に低く、霞ケ浦周辺では上手く撮影出来ない対象だ。
大きさが′25もあるのでパラコアで望む。
撮影を開始したが、1時30分には曇が多くなり、撮影している方向は雲の中。残念だがここでオシマイ。L画像が15分3枚しか撮れなかった。さらに、3枚中2枚はガイドは完璧なのに、若干星が流れている。
(2)リザルト
RGBは過去にデジイチで撮影したものを活用。L画像は15分を3枚。※合計45分
そらが暗いので常設のLPS-P2を外しての撮影。
こんな感じ。NGC253銀河です。
(ノートリミング)
拡大するとノイズや若干の星の流れが目立つのでこのサイズが限界。まあ見れるレベルであるかな。
このF値(F5.75)では光量が少ないので、この撮影時間(継続露出換算で26分相当(√3×15分))では露出時間が足りない...最低でも継続露出時間は45分(15分露出なら9枚、合計2時間15分)欲しい。例えば明るい光学系の代表選手であるε180ならFが2.8なので、継続撮影時間が1/4で済むハズ。15分露出なら1枚でもおつりが来る計算。まあ実際はノイズ処理の関係で複数枚の撮影をした方が良いだろうが、やはりF値の小さい光学系が欲しいなー。でも拡大率が下がるな。大口径・短焦点が理想だが、なかなかムズイ...