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2010年年末撮影結果を処理しました。

This entry was posted on 1月 10 2011
12月25日、12月29日に出撃した撮影結果です。これでやっと旧年のバックログが処理できました。
 
(1)12/29 ※12/24は失敗作なので後回し...
まずは12/29、東葛星見隊&JALの面々と霞ヶ浦湖畔で撮影したNGC2174 モンキー星雲。
会社の納会をキャンセルし、19時30分頃に現場へ、月が1時には出てくる日だ。
そらの状態はまあまあか。
21時頃から撮影開始。
月が出てくる頃でL画像がやっとこ8枚..,少ないので鏡筒を反転させ継続することに。
2時30分頃に撮影再開。撮影終了は3時過ぎ。
この頃には殆どのメンバは撤収されており、残っているのはT-Fixさんと私だけ。
 
結果は... 
RGB:合計60分(RGB毎に10分×2)。
L:合計195分(15分×13(14枚撮影したが1枚ピンボケのため使えず))
SE200N+パラコア+QHY9での撮影。 
 
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トリミングなし)
L画像は13枚中6枚は月が出てきて、更に南中越えだったので鏡筒を反転させ継続して撮影したもの。反転はバッチリ上手く行っており、コンポジしてもズレが確認できないほどピッタリ。月の影響も余りなかった。しかし、西に傾いての撮影で東京の光害をモロに受け、最後の2枚はBGレベルが2倍にもなってしまった。まあ、その割には画像処理にそれほど手間もかからず上手く処理できたのではと思う。
 
ちなみにこの画像の中にイヌが一匹居ます。以下の四角の中。
 
拡大したもの
どうでしょう。まあ、牛にも見えますな。
絵心がないので、モンキーにしてもイヌにしても絵は書きません。
しかし、犬猿の仲というが、一緒に写っているとはです。
 
 
(2)12/24
 これは失敗作です。
単独で記事にするにはお粗末なので、一緒に掲載。
月が10時に昇ってくる日でしたが、出撃してました。
対象は南に低いエリダス座にあるNGC1300銀河&NGC1297銀河。
結果から先に書きますと、フラットがまずくて、背景ムラを取るために四苦八苦して、背景がノッペリして不自然になってしまいました。
 
RGB:合計60分(RGB毎に10分×2)。
L:合計135分(15分×9)
SE200N+パラコア+QHY9での撮影。 
 
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(75%トリミング 面積56%)
下の大きな銀河がNGC1300、向かって右上の小さな丸い銀河がNGC1297です。
NGC1300は典型的なSB型銀河ですね。
まあ、こんなことは時々あります。ホント、フラットは難しい...

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