Profile ... 宇宙(そら)への憧れ...
私は子供の頃から天体写真に写る星や星雲の美しさに魅入られてました。
また、読む本もSF小説が主で、「変わり者」呼ばわりされていたものです。
そんな私に親は13歳の頃に口径200mm,f=1200mmのニュートン反射赤道儀望遠鏡を与えてくれました。ミード製...国内で代理店販売が開始した直後であったと記憶しています。口径200mmでの夜空の見栄えは素晴らしく、夜な夜な近くの空き地に重い機材(多分合計60kgはあったと思う)を持ち出し、時間を忘れ観ていたことを今でも昨日のように記憶しています。近所の人達にはさぞ「変わり者」に見えたでしょう。
観るだけでは飽き足らず、一眼レフのボディーを購入し、撮影し、写真の現像から印画までを自宅でしていました。押入れを改造して暗室を作ってました。しかし、その頃の赤道儀の性能・手動のガイド撮影では長時間の露出が必要な星雲・星団は撮影できず、主に月や惑星を撮影していました。結局、子供の頃は「星雲・星団を撮りたい」という思いは叶わずじまいでした。
高校、大学、社会人と、宇宙(そら)への思いを封印していましたが、2年前の2008年2月、「そろそろかな」ということで41歳にして子供の頃の思いを叶えるべく、天体撮影のある日常を再開し始めました。最近になりやっと趣味・ライフワークとしてカタチになってきたと感じてます。
再開してみて、宇宙(そら)への憧れは高まるばかりです。
撮影中のシーンとした空気、宇宙(そら)の神々しさ、撮影した写真の素晴らしさと、画像処理で浮き上がる本当の姿と、なんと贅沢な事に関わっているのかと感じてやみません。
本ホームページ・ブログを通じて、そんなキモチが伝わるように。