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11月17日に撮影した IC1805 ハート星雲

0 Comments | This entry was posted on 11月 23 2011
11月17日に撮影したIC1805ハート星雲です。
 

この日は22時に月が昇る日でしたが、出撃しました。
 
月が昇ってからも撮影するつもりでしたが、その前に曇ってしまい、L画像は少なめです。
また、いつ曇るか判らない状態だったので、未だ低空にある状態でRGBを撮影したので、訳のわからない色カブリが大量に発生し、処理が大変(というか、出来ない)でした。
無理やり彩度を下げたり、カブリが酷い部分を投げ輪で部分補正したりして、やりたくない処理をせざる負えない状態でした。

 
 この光学系(F4安価ニュートン+レデューサ)の組み合わせは超難しいです。
 
RGB:合計 51分(R:7分×3、G:5分×3、B:5分×3)。

L:合計 90分(15分×6)。 ※実質は斜鏡曇りの影響もあり、この半分7枚程度ですね。
LRGB合計 141分
AT6IN + 2KORRR + QHY9での撮影。 
 
こんな感じ。

※撮影機材、撮影時間などの情報は画像をここ
(トリミングなし)
 
 処理した色ムラはまあ、処理したので余り目立ちませんが、問題は周辺の星像です。
特に、右上。
 
光軸とスケアリングの複合だと思うんですが、訳わかりません。
スケアリングと色ムラはもしかしたら、フランジバック調整に使っている筒に内臓されているクリアフィルタの影響かもしれません。MPCCでは完璧な星像だったので、それからの変更部分が怪しいです。
アダプタ類は追加で注文中ですが入荷処理中なので、未だ手元に着ません。
 
セロテープとかで補正するしかないです。
誰か、汎用的(M42とか、M48とか)なスケアリング補正アイテム知りませんか?
イプ用のスケアリング調整リングは私の機材には使えませんし...