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2月9日に撮影したNGC4258 M106です。

This entry was posted on 3月 01 2011
2月9日に撮影したNGC4258 M106です。
  
撮影した日はシーリングと透明度が非常に悪く、以前、L画像だけを撮影した時の画像と比べると、詳細構造がつぶれてるは、淡い部分は写ってないは、星はぼてっとしているはで、全然だめな元画像でした。
まあ、結構撮影時間をかけたので、画像処理はしました。
 
RGB:合計52分(R:10分×2、GB:各々8分×2)。
L:合計210分(15分×14)。
SE200N+パラコア+LPS-P2+QHY9での撮影。 
 
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トリミングなし) 
 
(75%トリミング 面積50%)
 
 
どうでしょう。
 
この星雲は中心部のウネウネ感と周辺の淡い部分の表現が肝なので、これでは特徴は上手くでない。
シャープ系フィルタとトーンカーブ補正の画像処理で素材の悪さをカバーしようとしたが、素材が悪いとこうも処理が難しいのかと痛感させられた。


2 Responses to “2月9日に撮影したNGC4258 M106です。”

  1. ご無沙汰しています。

    全然ダメな画像と仰っていますが、私にはそんなに感じません。
    それより銀河中心付近に暗黒帯などがあって、複雑な構造をしているのが大変見応えが有ると思います。

    最近たまには晴れるのですが、銀河は冷却CCDには敵いませんので、撮影する気が起きません。


  2. >カムイミンダラさん
    コメントありがとうございます。
    元画像は結構ダメダメです。それをシャープ系フィルタやトーンカーブで補正してこの絵にしています。シーリングの大切さを痛感しました。カムイミンダラさんは明るい光学系とワンショットカラーのスピード感で勝負していると思いますので小さな天体は対象ではないんでしょうね。そろそろ初夏の星雲達が昇ってきているのでまたまたカムイミンダラさんの独壇場になると思っています。


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