天ガ・星ナビ 2014年7月号 入選
久しぶりの撮影...上手くいかんなー
撮影・画像処理テクニック
フラット補正、例えば、ステライメージのマニュアルでは単に「フラット補正画像を撮影し、フラット補正処理に使用する」という旨しか記載していない。本当にこれで良いのか。フラット補正処理をする前にフラット補正画像に何らかの補正は必要ないのか。最近まで悩んでいたが、最近、その答えを自分なりに出している。
●天然なフラット画像
補正傾向情報だけの情報と考える
●フラット画像の補正内容
補正傾向情報を実際に使える補正情報に補正する。
具体的にはライト画像のバックグラウンド値とフラット画像の値をなるべく同じにする。
●フラット画像の補正方法
・ライト画像の2箇所(一番減光している部分と減光していない適当な部分)を測定
・フラット画像に2箇所(一番減光している部分と減光していない適当な部分)を測定
・ライト画像とフラット画像の2箇所の値を同じにする
⇒方法はいろいろあるのでここでは言及しませんね。
ここで実測。以下の条件でフラット補正結果を見る
※ソフト補正=周辺減光・カブリ補正
※M51の上辺りの値を同値にして比較
①フラット画像とライト画像のバックグラウンドの1箇所のみを同値+ソフト補正なし
②フラット画像とライト画像のバックグラウンドの1箇所のみを同値+ソフト補正あり
③フラット画像とライト画像のバックグラウンドの2箇所を同値+ソフト補正なし
④フラット画像とライト画像のバックグラウンドの2箇所を同値+ソフト補正あり
①フラット画像とライト画像のバックグラウンドの1箇所のみを同値+ソフト補正なし
②フラット画像とライト画像のバックグラウンドの1箇所のみを同値+ソフト補正あり
③フラット画像とライト画像のバックグラウンドの2箇所を同値+ソフト補正なし
④フラット画像とライト画像のバックグラウンドの2箇所を同値+ソフト補正あり
どうです。良い順に④③②①です。
具体的な数字は以下。
これを考察すると、
・フラットの補正は単にフラット補正してソフト補正するよりも良い。
・ソフト補正では改善に限界がある
・フラット画像の補正だけではダメでソフト補正も併用することが大事
ということが分かります。
ちなみに、ゴミなどの補正はこの③④のやり方でないと偏差が収束しません。※これ非常に大事
乗りかかった船なので、以前画像処理してHPに掲載している画像を最近のやり方に従って再処理しました。
(50%トリミング)
ホームページのサイト内検索機能
撮影に行けないので、已む無く。他のことを...
私は「宇宙(そら)のキャンバス」というホームページサイトを運営しているんですが、このサイトの充実を進めるのが結構面白くて(実は元は技術者なんですよ、今はグータラビジネスマンですが...)、色々充実を図っています。今日はサイト内の検索機能を実装しました。
何かと言うと、「検索キーを入れて、検索ボタンをクリックすると、サイト内の情報が検索出来る」ということなんです(そのままです)。
具体的にはGoogleが提供している「カスタム検索」を使用します。
手順は以下。
①Googleカスタム検索サービスにてサイト検索エンジンを作成
※Googleカスタム検索で検索すると出てくる
②サービス画面で設定する
③検索入力フォームと検索結果表示画面のコード(HTML)を生成する
④コードを画面に実装する
インタフェースが慣れているGoogleと同じなので、説明不要なのが良い。
実際の検索はGoogle内にキャッシングされている情報を検索している模様。
よって、Googleのクローラーが巡回後で無いと検索されないということ。
まあ、検索するほどの情報も無いので、単なるマニアックな趣味の範疇なんですけどね。
「そんなことより、コンテンツを充実しろ!」なんでしょうけど...ごめんなさい。
機材紹介(望遠鏡)
今日は望遠鏡の紹介をします。
SE200Nは以下の特徴があります。
①強度が弱く、筒鏡にたわみが出る
②バックフォーカスが短い
③ノーマルの接眼部が長く(アダプタ含む)接眼部からのバックフォーカスは55mm程度
①の影響でノーマルでは長い時間の露出ではまずエラーになる。
エラーを排除するには以下の選択がある。
●補強する
●オフアキ化する
補強は私の工作能力では無理であるし、限界もあると判断。
オフアキ化することにしたが、特徴②③がその実現を大きく阻んでいる。
そこで以下の改造を施すことにした。
●素材
2年2ヶ月前に購入したSE200N
●改造部分
(1)接眼部
①接眼部の土台を笠井トレーディング社製 LPマイクロフォーカス接眼部のものに変更 (6.5mm)
※これは偶々である。オフアキ化する前に交換していたのだ。
②薄いオフアキとして三ツ星社製のOAG5を選択。土台との特注アダプタで接続 (37.5mm)
③フォーカスはボーグのM57ヘリコイドDX (26mm)
④カメラ接続は2インチホルダーSII (20mm)
(2)その他
ファインダー位置を移動
※オフアキを360°回転させる際に干渉するため。
●バックフォーカス調整
常駐補正レンズであるパラコアと常駐フィルタであるIDAS LPS-P2を使うと、上記改造後で更に12mmの余剰があるため、更にボーグ 2インチホルダーSSII (10mm)を追加し、フォーカスで2mm調整。
●接眼部(外したところ)
笠井トレーディング社製 LPマイクロフォーカス接眼部土台+三ツ星社製 OAG5アダプタ

M57ヘリコイドDX + 2インチホルダーSII + 2インチホルダーSSII

こんなんで、写真をとっています。
基本的にはガイドエラー起こしません。
M104と小惑星ニアミス
2/20に撮影したM104に小惑星2554 Skiffが写っていました。
ヨネヤンさんに触発され、投稿です(すみません。マネしんぼで)。
15分毎に2時間掛けて撮影した写真をコンポジットした写真です。

○で囲った部分に小惑星2554 Skiffが写っています。
※途中軌跡が途切れているのは撮影を中断していたからですね。
http://asteroid.lowell.edu/cgi-bin/astplot
→は一日の動きです。等級は16.5等です。動いているので暗く写っています。
これは最初コンポジットした時「ガイドエラーでも無いしなんだろ」と思いましたが、他の恒星は点像なので「動いているんだ」と悟り、「小惑星だな」と思ってました。
ヨネヤンさんの記事を見て、小惑星を特定できるサイトを知りまたまたこの趣味の面白さを知りました。
でも2年間やってきて、50枚以上撮ってきましたが、こんなことは初めてです。単に注意力がなかっただけかもしれませんが。
2010/3/19撮影 NGC6205(M13)です。
2010/3/19撮影 NGC6205(M13)です。
天気悪いし、月明るいし、最後の在庫であるこいつを画像処理。
球状星団は星雲と異なり、主役は「星」なので、アンシャープ系フィルタの使い方が難しい。
星雲の場合は基本的には星を消した画像をマスクとして使い(完全には消せませんが)、星やバックグラウンドにはアンシャープが掛からないようにするんだが(星に掛けると「自然さ」が失われるので)、球状星団の場合はそうはいかない、何せ「星」が主役なので。具体的には星団だけを残したマスクにぼかしを掛け、球状星団全体にアンシャープが掛かるようにし、アンシャープの値を星雲の時より弱めにして「星」にもアンシャープが掛かるようにしながら、自然さも失わせない処理を目指す。まあ、思ったようには中々出来ませんがね。
バッテリーのもち時間
天体撮影は沢山電気を食う。
電源が必要な物は
①赤道儀
②PC
③ガイドのカメラ
④ヒータ(斜鏡)
⑤冷却カメラ
上記を「105Ahのディープサイクルバッテリ」と、「20Ahのシステム電源」で電源供給しているが、現在、約4時間30分で切れちゃいます。昔は上記の⑤が無い状態で7時間以上はもっていたので、劣化しているご様子。
もう一セット、105Ahのディープサイクルバッテリを買おうかな。
それとも、発電機を買おうかな。
それとも、そのまま、「切れるまで撮る」方式でいこうかな。
悩んでいます。
2010/3/13撮影 NGC5904(M5)を画像処理しました。
2010/3/13に撮影したM5です。
この日、本当はM63を撮影するつもりで現場に22:00、セッティング完了23:00でオフアキのガイド星を探したが「ない」!色々探したが「ない」!。色々格闘したが、ダメなので、已む無く対象を変更。M5に。ガイド星を探し、撮影開始が1:00。RGB撮影で2:00。L画像を4枚撮影したところで、「なんかピントが甘い」ということで、EQ6PROのコントローラに今の位置を覚えさせ、アークツールスを視界にいれ、ピントを合わせ直し、覚えさせた位置へ戻す際、何やら変なメッセージが出て動かない。どうやら、南中時刻を越えたため、元に位置には戻れないようだ。しょうがないので、逆位置で再導入し、再度ガイド星を導入し、キャブレーションを実施し、カメラを180度回転させ、ピントを合わせ、撮影再開が3:00。で、再開後、4枚目で、「プスン」!!。バッテリー切れ!!!。終了。L画像は立ったの7枚、まあギリギリな枚数だ。
という結果の画像処理。L画像のフラットは2セット撮らなければならないし、画像処理も枚数が少ないわりに面倒だし、まあ、しょうがないんですけどね。
で、結果はこんな感じです。

2010/3/11撮影 NGC5457(M101)を画像処理しました。
昨日、天気予報では24時頃に風速3メートルとのこと。「だったら行けるじゃん」ということで、現場に行きましたが...ダメでした。暴風ではないが、強風で空は完璧に晴れてたんだが...
24時まで粘ったが手ぶらで帰ることに。帰宅して録ってあった竜馬伝を見ながらヤケ酒を飲んで、それでも気が晴れなので、バックログの画像処理をすることに。
対象は3/11に撮影して放置していたNGC5457(M101)・回転花火くんをチョイス(未だ2つある)。
画像処理としてはフラット処理は新技法で望んだ。それでも未だ色ムラが出来る、最終調整でごまかすが、イやな気分。公害地では仕方が無いのかな(BGレベル=2000くらい(ダーク減算後)。
この対象は同じ光学系+EOS Kiss D/N(ローパスフィルタ除去)で若干露出時間は短いが昨年撮影している。
結構違うものだ。最新のデジカメではどうなんだろうな。
●QHY9
●EOS Kiss D/N(ローパスフィルタ除去)




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