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4月1日に撮影したおおくま座NGC3992(M109)系外銀河

0 Comments | This entry was posted on 4月 23 2011
4月1日に撮影したおおくま座NGC3992(M109)系外銀河です。
 
実は、前回の記事で誤った記載をしていました。
「この日も24時から撮影」と記載しましたが、実際は19時頃からコイツを撮影してました。
そう言えば早く出撃したんでした。ずいぶん前のことなので忘れてました。直ぐに書かないとダメですね。
 
ということで、前に記事で掲載したNGC5033の前に撮影したM109を画像処理しました。
 
この撮影で別途撮影したフラット画像が合いませんでした。結構CCD前面やフィルタにゴミがあり、全く見れたものではありませんでした。なので、仕方なく、フラット画像はライト画像から作成しました。日の丸構図だと可能な手法です。下手なフラット画像より質の高いフラット画像が作れます。ですが、ライト画像からのフラット画像作成には労力と時間がかかるので、余りやりたくありません。今回もフラット画像作成が全処理の50%は占めたと思います。
 
で...処理結果です。
 
RGB:合計51分(R:7分×3、GB:各々5分×3)。
L:合計180分(15分×12)。
SE200N+パラコア+LPS-P2+QHY9での撮影。 
 
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トリミングなし)
 
(50%トリミング 面積25%)
 
 
どうでしょう。
 
画像処理結果ですが、まあ、期待した通りにフラット処理できました。
この銀河は遠い(8,100万光年)こともあるのか、腕にHⅡ領域などが写りません。赤い色も無いので色合い的にはつまらないのですが、構造は良く出ており、見事なSB型銀河です。実際の大きさも13万光年もあり、非常に大きな銀河です。 

4月1日に撮影したりょうけん座NGC5033系外銀河

0 Comments | This entry was posted on 4月 17 2011
4月1日に撮影したりょうけん座NGC5033系外銀河です。
 
この日は金曜日、前日からの連荘ですが、まあ、翌日は休みってことで、いそいそと出発しました。撮影地はいつもの茨城県稲敷市の田んぼです。
 
まあ、この日も撮影開始は24時過ぎ、またまたテレスコープイーストでの撮影。L画像は一枚毎にカブリが増し、1枚目と最後を比較するとMBGレベルが3倍くらいになってしまった。意味があるのか...
実際これだけBGレベルが違うと、フラットが合わないので、今回は1枚毎にフラットを適正に補正しました。大変だった。
  
で...処理結果です。
 
RGB:合計51分(R:7分×3、GB:各々5分×3)。
L:合計120分(15分×8)。
SE200N+パラコア+LPS-P2+QHY9での撮影。 
 
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トリミングなし)
 
 
(50%トリミング 面積25%)
 
どうでしょう。
 
最後の3枚はカブリが酷く、結局8枚使ったが、実際は6枚程度のS/N比しかないと思われる。大きいが淡い銀河なので、この条件では淡い部分が上手く写らず、画像処理で無理に表現したが、不自然な感じになってしまった。

3月31日に撮影したM90系外銀河

0 Comments | This entry was posted on 4月 13 2011
3月31日に撮影したM90系外銀河です。
 
この日は平日でしたが、行っちゃってました。撮影地はいつもの茨城県稲敷市の田んぼです。
 
まあ、会社から帰宅してからなので、撮影開始は24時頃となり、またまたテレスコープイーストでの撮影。L画像の途中からは西に低くなってカブリが酷かった。もう節電効果が薄れてきたなって感じです。 
 
で...処理結果です。
 
RGB:合計51分(R:7分×3、GB:各々5分×3)。
L:合計195分(15分×13)。
SE200N+パラコア+LPS-P2+QHY9での撮影。 
 
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トリミングなし)
 
 
(50%トリミング 面積25%)
 
どうでしょう。
 
M90はメシエ天体の中でも小さい部類。
でも、渦巻き構造が良く分かります。
NGC2903を小さくした感じですね。色合いも似ていますね。

今月(2011年5月)の備忘録

0 Comments | This entry was posted on 4月 11 2011
今月の備忘録コーナー
※雑誌の応募作品を備忘録として整理
ちなみに、単なる備忘録なので、自己評価や相対評価は基本的にはなし。
※相当悔しい時や情けない時には書いちゃうかも
 
●天文ガイド
 
(1)しし座トリオ
 落選。今月の自己1位。結構イケテタと思ってましたが...
 
(2)NGC3521
落選。今月の自己3位。これも結構思い入れのある作でしたが...
 
 
2.星ナビ
 
(1)NGC4725 他
入選。今月の自己2位。まあ良かった良かった。
 
(2)NGC3190 他
今月の自己4位。

星ナビ5月号入選(NGC4725)

0 Comments | This entry was posted on 4月 07 2011
星ナビ5月号に入選しておりました。
 
対象はNGC4725銀河。
1月に茨城県稲敷市で撮影したヤツです。
 
こいつ、まあ、稲敷市で撮影したものとしては良く写ったほうです。天ガには希望が丘で撮影したしし座トリオを送ったんですが、ダメでした。そっちの方が私的には本命だったんですが...
 
これが雑誌の写真(上手く撮影出来てなくすみません)。
 
これが元画像。
 
星ナビのプリントは結構良いですね。送ったプリントとほぼ同じ絵となってました。
実は、この応募、送った写真にセロハンテープの痕があるので、送り直してくれとアストロアーツから電話があり、送りなおしてました。  その時に掲載される旨、話があったので、今回雑誌でのワクワク感は無かったんです。ワクワクして見た天ガの方は落選してましたし。
 
最近余り送る物がなくなっています。さて、どうするかな。

3月5日に撮影したNGC5985周辺の系外銀河です。

0 Comments | This entry was posted on 4月 04 2011
3月5日に撮影したNGC5985周辺の系外銀河です。
 
この日は千葉北東部で0時以降に晴れる予報でしたが中々雲が取れず、雲の合間やうす雲を通しての撮影でした。ちなみに、撮影地は千葉県匝瑳市の畑です。
 
この時期の0時以降は東の空には余り撮影する対象が無いんですよ。で、色々と探した結果。3つの銀河が群れているNGC5985周辺にしようとなった次第です。マイナーでしょう。
 
で...処理結果です。
 
RGB:合計51分(R:7分×3、GB:各々5分×3)。
L:合計135分(15分×9)。
SE200N+パラコア+LPS-P2+QHY9での撮影。 
 
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報は画像をクリックして下さい。
(トリミングなし)
 
 
(50%トリミング 面積25%)
 
 
どうでしょう。
 
小さな銀河が3つ固まっており、良い撮影対象です(前にもこんなフレーズを書いたような...)。NGC5985とNGC5982は1億4,000万光年彼方で集団を作っています。 NGC5985は非常に大きな銀河で、M101より大きいと思われます。
まあ、撮影条件を考えると良く撮れたなと思います。
ちなみに、何が悪いのか分かりませんが、星が流れています。構造上、こういったことはないハズなんですけどね。オフアキなので...