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3月27日 希望ヶ丘で撮影したNGC3938銀河

0 Comments | This entry was posted on 4月 30 2012
約1ヶ月前に、希望ヶ丘で撮影したNGC3938銀河です。約5分の小さな銀河ですが、非常に均整のとれたSc型銀河でしたので撮影しました。条件も良く、今シーズンの自己評価銀河ベストショットです。
この日は火曜日でしたが、会社を休みました。当然撮影のためです。
シーリングも良く、期待通りのそらでした。
久しぶりに満足のいく結果でした。
RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)。
L:合計 180分(15分×12)。
LRGB合計 243分
SE200N + Paracor + QHY9での撮影。
こんな感じ。
※撮影機材、撮影時間などの情報は以下をクリックして下さい。
(トリミングなし)
(50%トリミング(面積25%))
このNGC3938は小さいくせに、存在感のある銀河です。
腕もシッカリしており、M101を小さくした感じです。
周辺には16等以下の銀河が沢山写っています。
中央上には銀河群だと思うんですが、小さな光のシミが沢山写っています。

3月25日に撮影したNGC3953銀河

0 Comments | This entry was posted on 4月 21 2012
約1ヶ月前に(毎回このフレーズですみません)、茨城県城里町で撮影したNGC3953銀河です。約7分の小さな銀河ですが、SB型には珍しく細かい腕が取り巻いている美しい銀河ですので、チョイスしました。
この日は日曜日で早く撮影を終え、それなりに睡眠を取り会社へ行く予定でしたが、結局、3時まで撮影し、帰宅は5時近くになってしまいました。
原因は最初はトラブルだったんですが、満天の星空の下で帰れなかったというのが実際です。
画像処理は手間取りました。バックグラウンドに原因不明なムラがあったんです。それも一枚だけではなく、全ての画像に同じようなムラが(LもRGBも)。
最初は「星雲?」と思い、ネットを調べましたがそんな画像はどこにもないので、多分ケーブルがノイズを拾ったのでしょう。やむなく、ライト画像からフラットをこさえて消しました。でも、結構濃いムラでしたので、中々取り除けなく、また、この種の処理の副作用であるノッペリ感&星雲のコントラスト減に見舞われ、微調整しましたが余り満足の行く絵にはなりませんでした。L画像を20枚(その内一枚はボツにした)も撮ったのに。

RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)。
L:合計 285分(15分×19)。
LRGB合計 348分
SE200N + Paracor + LPS-P2 + QHY9での撮影。
こんな感じ。
撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トリミングなし)
(50%トリミング(面積25%))
(天体の名称)
この銀河はNGC2336とそっくりです。以下リンク先にあるので見比べてください。
http://sora-can.com/gallery/gallery_object/NGC2336_20120212.html

3月19日と20日に撮影したM101

0 Comments | This entry was posted on 4月 17 2012
3月19日に希望ヶ丘、3月20日に三ツ石自然公園で撮影したM101です。

3/19は茨城県北部以北が晴れる予報でしたので遠征しました。
しかし、2時半には雲ってしまいました。
L画像が不足していたので、翌日の3/20にかすみがうら市の三ツ石自然公園で撮り増ししました。
でも、希望ヶ丘のがシーリングが良く、逆に三ツ石自然公園のはメチャクチャ悪かったので、合成するとなにやらボケた画像になってしまいました。まあ、滑らかにはなりましたが、しょうがないですね。

RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)。
L:合計 150分(15分×10)。
LRGB合計 213分
SE200N + Paracor + QHY9での撮影。
こんな感じ。
※撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トリミングなし)
超新星が未だ見えますね。エメラルドグリーンでキレイです。
過去2作撮ってますが、今回は淡い部分まで出ました。でもディティールは前回の方が数段上です。
しかし、今月は全然晴れないねー関東は。こりゃ坊主だな。

3月15日に撮影した二重球状星団?

0 Comments | This entry was posted on 4月 08 2012
約1ヶ月前にかすみがうら市の三ツ森自然公園で撮影した球状星団たちです。NGC5024(M53)と近くに並んでいるNGC5053を同一フレームに収めました。まあ、「二重球状星団」的な絵を狙ってです。

同一フレームに無理なく収めるためにAT6IN+2KORRRの焦点距離440mmで撮影しました。

ちなみに、この日は平日で、翌日会社なので、サクッと撮影して帰宅して寝る予定でしたが、現場での光軸調整や、不明なカブリ現象などで、大分時間が掛かってしまい、帰宅したら既に4時半頃で結局寝ないで会社でした。疲れました。


RGB:合計 45分(R:5分×3、G:5分×3、B:5分×3)。
L:合計 138分(10分×12,3分×6)。
LRGB合計 183分
AT6IN + 2KORRR + LPS-P2 + QHY9での撮影。
こんな感じ。
※撮影機材、撮影時間などの情報はここ
(トミングなし)

ん...迫力にかけました。まあ、所詮は10’位の対象2つなので。

ちなみに、この球状星団たち、実際は同じ方向にM53が約2,500後年先にあるのですが、球状星団としては比較的近くに並んでいるということになります。