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12月8日,1月4日に撮影した NGC3031(M81) 銀河

0 Comments | This entry was posted on 1月 29 2013
1/4に茨城県城里町で撮影した2作目、NGC3031(M81)銀河です。
しかし、実はこのM81、ガイドの問題ではなく、光軸及びスケアリングが悪く、星が流れる現状が出てしまいました。11/24,12/8,1/4の3晩撮影で合計8時間程度撮影したのですが、結局11/24は全てNG、12/8,1/4で使えるやつを選びましたが合計4時間半程度分しか残りませんでした。
RGB:合計 42分(R:7分×2、G:7分×2、B:7分×2)。
L:合計 235分(15分×9,10分×10)。
LRGB合計 277分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影。
こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
トリミングなし
使えるやつといっても、影響のあるのを真面目に除くとゼロになるので、影響のあるのを使わざる負えず、やはり影響が出ています。また、シーイングが悪く、ディティールもこの光学系としては非常に悪いと自己評価しています。

1月4日に撮影した NGC2146 銀河

0 Comments | This entry was posted on 1月 23 2013
やっとこ、今年の撮影結果の処理です。
1/4に茨城県城里町で撮影したNGC2146銀河です。

この日は東葛星見隊の例会。月が1時頃に昇る日でした。この時期のこの時間帯、大砲での撮影に適した対象があまりなく、小さな銀河ですが、これを選びました。

RGB:合計 63分(R:7分×3、G:7分×3、B:7分×3)。
L:合計 165分(15分×11)。
LRGB合計 228分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影。

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
トリミングなし
50%トリミング(面積25%)
小さな銀河ですが、特異な形の中々面白い銀河です。
この撮影ですが、シーイングが悪く、星がボテッとしてしまい、銀河の構造も思いのほか上手く出ませんでした。
この時期(1月)の撮影は難しいです。
向かって左の銀河はNGC2146Aです。

12月23日に撮影した NGC3486 銀河

0 Comments | This entry was posted on 1月 14 2013
これが、昨年のバックログの最後です。
まあ、微妙なヤツが残っているのですが、失敗の連続なので放置することに。
12/23に茨城県城里町で撮影したNGC3486銀河です。
この日は月が1時頃に沈む日でしたが、夜長で薄明まで4時間以上あるので、撮影に行く事に。
独りでは寂しいので、T-Fixさんを誘い出撃でした。
天気予報では一晩中晴れで風も無い予報でしたが、何やら3時半頃から4時半頃まで曇り、晴れた後風がビュービュー吹き荒れました。風が吹き始めてから車を風上に移動し風避けにしましたが、もうガイドグラフはPHDの目盛り3個分を上下して「こりゃダメだ」と思いましたが、出てきた星像はボテってはしてましたが点像でした。この日の撮影では少し足りなかったので、1/4に月が出てから少し撮り増ししたものも混ぜています。
RGB:合計 60分(R:10分×2、G:10分×2、B:10分×2)。
L:合計 180分(15分×12)。
LRGB合計 240分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影。

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
トリミングなし
50%トリミング(面積25%)
この銀河、表面高度は暗いですが美しいフェイスオン銀河です(少し角度がありますが)。中心は明るいのですが、周辺が極端に暗いのが特徴です。
HⅡ領域も少し出ていますが淡いためRGBにもっと時間を掛けたいところです。
周辺に小さな銀河が沢山ありますが、どれもNGCやUGCの番号は付いていません。
今月の応募対象はここまでですね。
これ以降、つまり1月の撮影結果は翌月の応募にしましょう。

12月19日に撮影した NGC2366 銀河

0 Comments | This entry was posted on 1月 10 2013
まだ、昨年のバックログです。
12/19に茨城県かすみがうら市三ッ石自然公園で撮影したNGC2366銀河です。

この日は確か会社から帰ってから出撃しました。翌日は会社なので、早く撮影してそれなりの時間に帰宅する予定でしたが、なんだかんだで3時頃まで撮影していた記憶があります。

RGB:合計 42分(R:7分×2、G:7分×2、B:7分×2)。
L:合計 180分(15分×12)。
LRGB合計 222分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影。※L画像はLPS-P2での撮影です。

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
トリミングなし
50%トリミング(面積25%)
中央の大きな銀河がMGC2366で、その右横に寄り添うように存在しているのはNGC2363です。見た目と同じ空間に存在しています
みかけの大きさは7分と結構大きいですが、距離は1200万光年しか離れてなく、実際は2万光年程度の小さな不規則型銀河です。
非常に淡く、この画像は相当強調しています。表面光度が14.5等を下回ると、今回の撮影地のような光害が残る場所での撮影では大変写しにくくなります。
しかし、画像を見るとHⅡ領域も多数あり、また全体としては青く、比較的活発な銀河であることが分かります。

12月13日に撮影した NGC3359 銀河

0 Comments | This entry was posted on 1月 05 2013
12/13に茨城県かすみがうら市三ッ石自然公園で撮影した2枚目、NGC3359銀河です。

この撮影、星像が赤緯方向に流れてしまいました、ガイドはそれなりだったので光軸不良か、ピントズレか、その両方だと思います。しかし、前回掲載した団子三兄弟の後に単に望遠鏡を動かしただけで撮影に入ったので、腑に落ちません。

最近、極付近の対象がこうなるケース多いです。困っています。
ちなみに、これは未だ良い方です。ボツになりそうなヤツ、結構あります。
RGB:合計 49分(R:7分×2、G:7分×3、B:7分×2)。
L:合計 135分(15分×9)。
LRGB合計 184分
BKP250 + Paracor + QHY9での撮影。※L画像はLPS-P2での撮影です。

こんな感じ。
※クリックすると拡大します。
【撮影データはここ】
トリミングなし
50%トリミング(面積25%)
この銀河、見かけは7分の大きさがありますが、距離は6200万光年も先にあります。
よって、実際の大きさは直径12万光年もあるんですよ。
SB型の銀河にしては腕の構造も複雑、HⅡ領域が結構良く出る、結構掘り出しものな銀河です。